News

冬のアラスカ、動物たちはどうしてる??(カリブー編前半)16.02.05

皆様、こんにちは。
今日は、立春。まだまだ冬真っ只中ですが、日差しには暖かさも感じ、春の訪れを感じさせてくれますね。
さて、冬のアラスカの動物シリーズ第2弾、今日はカリブーについてお伝えします。

そもそも、カリブーとはなにか?
ガイドブックには、「カリブー(=トナカイ)」と記載されています。
英語表記ですと、カリブーは、Caribou、トナカイは、Reindeerです。
結論から言いますと、生物学的には、カリブー=トナカイです。しかし、アラスカではきっちり使い分けられています。

IMG_0124.JPG

IMG_0116.JPG

カリブーは、昔からアラスカに野生で生息していたシカです。トナカイは、後に家畜用としてアラスカに輸入された動物です。見かけは同じでも、基本的に、野生のトナカイはおりません。(なぜなら、家畜用として輸入されたものだからです。)アラスカ大学フェアバンクス校や、アンカレジダウンタウンのディレニーパーク近く、またノースポールのサンタクロースハウスでもトナカイが飼われていますが、これらはすべてトナカイであって、カリブーではありません。
ちなみに、アラスカのレストランでは、野生動物の肉は提供できないため、レインディア―(トナカイ)ステーキは、あってもカリブーステーキはありません。

このカリブーですが、オス、メスともに角を持つ唯一のシカ科の動物です。
大人の個体で、オスは150kg、メスは130kgというのがアラスカの野生のカリブーの平均的な体重です。
面白いのは、角が生える時期がオスとメスで異なること。オスは、毎年、4月頃から角は生え始め、6月頃には角の伸びるスピードが最も速くなり、秋の終わりから冬にかけ、角が落ちます。(言い換えると、毎年あの立派な角は生え変わっているのです。)一方、メスは、冬に角が生え始め、翌年の春の終わりから夏にかけ角が落ちるのです。
カリブーは、先住民アサバスカン族の言葉で、「ひっかくもの」という意味があります。
厳しい冬の間、メスは子供と行動を共にしますが、何をひっかくのかというと、食べるものが少ない真冬のツンドラの大地で、角で雪を掻き出して(ひっかいて)、その下にあるコケを子供に分け与えたりするのです。

そして、このカリブー、冬のアラスカで生き抜くために大変特徴的な体のつくりをしているのです。
それはまた次回に!!

ごとうゆうき

お申込みはこちら お電話でのお申込みはこちら TEL.0120-705-377