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オーロラ観測、ベストシーズンの中の「ベストシーズン」 その215.11.27

こんにちは。
昨日くらいから一気に気温も下がり、いきなり真冬に突入がした気配がしますね。
さて、前回は、オーロラ観測のベストシーズンが2月上旬~4月下旬だというところまでお話ししました。
今日は、その続きを説明します。

まず、オーロラの町として有名なフェアバンクス、チェナ温泉が、いかにオーロラ観測に適しているかというと、一年365日中、平均240日以上(白夜の夜空に出現する肉眼で観測不可能なものも含む)オーロラが観測される(実に3日の内、2日間はオーロラが出現していることになる)からも、明らかです。
観測条件が良好なため、オーロラ研究の先端施設が置かれ、世界中にオーロラの情報や最新の研究成果を発信しています。なぜ、フェアバンクスが世界一のオーロラ観測地と呼ばれるか?それには、以下の理由があります。

(アラスカ賞/相羽直樹様撮影).JPG

1、フェアバンクスがオーロラベルト(オーロラ発生多発地帯)の大変近くに位置しているため
2、フェアバンクスは最も近い海から内陸に500km離れた内陸性の気候であり、空気が乾燥し、降水が少ない。
3、フェアバンクスは町自体が新しく、まだまだ未開発な場所が多いため、車を数十分走らせると、オーロラ観測の大敵である街の明かりからすぐに逃れられる。

条件1は、世界中のオーロラ観測地(アラスカ州フェアバンクス、カナダイエローナイフ、ホワイトホース、北欧、アイスランド)のすべてが満たしている当たり前の条件です。この3つの条件で、最も重要なのは、条件2なのです。

この条件2は、アラスカ州フェアバンクスとカナダイエローナイフしか満たしていない条件です。
オーロラは雲よりもずっと上で発生する現象ですので、雲が出ると絶対に地上からはオーロラが見られません。
フェアバンクスは最も近い海から500km離れた内陸に位置し、更に、南北にあるアラスカ山脈、ブルックス山脈という大きな山脈が、海からくる湿った空気を防ぐ役割を果たします。そのため、空気が乾燥し、雲が出来にくく、年間降水量は、たった275mmしかないのです!(京都府の7月に1か月で降る平均雨量である220mmよりも少し多い雨量が、年間で降ることを考えると、いかに降水量が少ないかはお分かりいただけると思います。)

では、なぜ2月上旬~4月下旬がベストシーズンなのか?それは、晴天率の高いフェアバンクスにおいて、更に晴天率が高まる時期だからなのです。フェアバンクスの月別平均降水量ですが、10月:23mm、11月:20.2mm、12月:21.2mm、1月:11.8mm、2月10.3mm、3月9.4mm、4月:8.1mmであり、2月~4月は特に降水量が少ないことがお分かり頂けます。例年、2月頃になると、雲一つないようなスカッとした冬晴れになることも多く、オーロラを見る条件としては、最適です。まだまだ間に合います。是非、その時期にアラスカにお越し下さい!

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ごとうゆうき

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